ドイツで生活して行くために必ず必要になってくるのが銀行の口座。携帯や家賃の支払いに必須のものですし、ビザの更新のときに残高証明を求められたりします。
デュッセルドルフの日本人はシュパーカッセ(Sparkasse)を利用する
ここデュッセルドルフに滞在する日本人の9割がはsparkasseを利用しています。(2010管理人の脳内統計局調べ) 理由は単純で「日本人のスタッフがいるから」。 管理人自身もドイツにきたばかりの頃はシュパーカッセに口座を持っていて、サービス内容にも全く不満はなかったんだけども、ただ月額使用料が5ユーロほどかかってしまうのが気に食わなかったので今は解約しています。気に食わないというか、お金がないので節約するために維持費が無料の銀行に変更しました。
ドイツの銀行では振込手数料がかからない。
ちなみに口座維持費が無料の所が多い日本に比べてドイツの銀行がボッたくってるのかといえば、そう言うわけでもない。ドイツの銀行では振込や引落しが行える Girokonto と利子が付くTagesgeldkonto がありまして、このGirokontoを使えば国内の振込は大体のところが無料で行えるようになっています。 ネットオークションなどで使う人にはありがたい話ですね。もちろん国外に送金するときは適宜手数料がかかるので注意してください。
Girokontoにいくらお金を入れてても利子はつかない
銀行の口座は来てすぐに作ることになるので、ほとんどの人がドイツ語を話せない状態です。 そして何もわからない日本人が何もわからないままカタコトの英語で、カタコトの英語を使うドイツ人の行員と話して作った口座は大体は Girokonto になってしまっています。なので
一切利子はつかないのだけれでも、意外と知らずに使ってる人が多いらしく後から気づいて少し哀しい思いをしてるのを幾度か見たことがあります。(後から調べてみたらGirokontoでも利子がつくものもあるようです。)
Tagesgeldkontoなら利子がつく
ですのでTagesgeldkontoや運用向けの高金利の口座にメインのお金を預けておき、日々の生活で必要になってくる分をGirokontoに預けて置くのが賢い銀行の使い方になります。ただ上でも書いたようにドイツでは基本的に銀行の口座を解説すると基本使用料がかかってしまうため普通に作成すると多重に維持費を払う羽目になってしまいます。
口座維持費が無料のnetbank と norisbank
そこでおすすめしたいのが下記の二つの銀行。
Netbank(
http://www.netbank.de/ )
norisbank(
http://www.norisbank.de/ )
norisbankはGirokontoが維持費無料。NetbankはTagesgeldkontoとGirokonto両方が維持費無料になっています。NetbankにGirokontoがあるのにnorisbankのGirokontoも開設する必要があるのは入金の問題です。
ドイツは入金に対応しているATMが滅多にないため、Netbankの口座だけをもっていますと出金はできるけど入金ができないなんて状態になってしまう可能性があります。(提携銀行の支店から振り込めますが手数料がかかる"かもしれない"とのこと。) 管理人自身もこの2つの銀行の口座をつくっています。
その他の無料で口座を維持できる銀行
他にも口座維持費が無料の銀行は探せば結構あります。 特に多いのは「給料を受け取る設定にして1200EUR以上あれば無料」などの条件付きのものです。さらに詳しい情報は "Konto kostenlos" などのキーワードでGoogle検索を行うとでてきますが、やはりお金に関わる問題ですのでドイツ語をしっかりと自分で読んで内容を確認できてから口座開設の申込をするかどうか決めてください。
当たり前のことですが、ドイツに住むのであればドイツ語をある程度使えるようになるのが楽しいドイツ生活をするための一番の近道です。聞きあきた言葉でしょうがドイツ語の勉強を頑張りましょー♫